T-28にはT-35と違い発展性にはいくらか余裕があり、いくつかの改良型、派生型がある。
T-28(1933年型)
初期生産型 前面装甲30mm
[[T-28A>戦車/★2/T-28A}}(1934年型)
改良型サスペンション、砲塔後部に機銃を搭載、前面装甲を40mmへ強化したタイプ
T-28B(1938年型)
若干砲身長を増加させ(16.5口径KT-28から26口径L-10へ換装)、操縦席にバイザーが付いた。
T-28E(1939年型)
これまでの戦訓を元に装甲が強化され、前面装甲60mmに達したが、重量が32tにまで増加し、機動性の悪化と運用寿命の減少を招いた。
T-28(1940年型)
傾斜装甲を取り入れた円錐砲塔へ変更したタイプで、T-28中戦車の最終型。対空用にP-40機関銃リングを標準装備していた。
また、改修で増加装甲や上記の対空機関銃を装備した初期〜中期型T-28もあり、多砲塔戦車でありながら、T-28は大戦初期において強力な戦車になっていた。
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